油圧シリンダの製作工程

How hydraulic cylinders are made

信和油圧工業の仕事紹介 ─ 油圧シリンダ事業

油圧シリンダの製作工程

油圧シリンダーができるまでの工程を紹介しています。
あなたにできる仕事、興味のある仕事はありませんか。

設計

業務紹介

油圧シリンダのタイプやサイズは、用途や目的によって千差万別です。お客さまから要求される仕様を十分検討し、設計することが設計部門の業務です。また、ITシステムに対応できるよう図面はデータ化し、後工程に繋げます。

担当者の声

入社当初は、CADの操作を覚えるのに苦労しました。
設計したものが問題なく製作、出荷され、お客様に喜んでいただけるのが一番のやりがいです。

生産管理

業務紹介

生産管理部門は、お客様の希望する納期に向けて期限内に納入できるように工場全体の工程を管理することが主な業務です。
ある物品を製作する際に材料の仕入先の選定や納期の設定、工場内のどの部署にどのような加工をいつまでにするかの指示、また、製造コストや受注予定などを考えて先行手配や一度に製作する数量を決定するなど、工場における監督役といえる役割です。

担当者の声

材料の納期遅れや急な追加受注などがあると、工場全体の工程計画が狂ってしまいます。この時の調整はとても大変ですが、問題なく処理できると自分をほめたくなります。やりがいのある業務です。

切断加工

業務紹介

主に定尺や長尺で購入した鋼管(チューブに使用)やメッキシャフト材(ロッドに使用)を工場内の切断機で指示された寸法に切断するのが業務です。それ以外の材料も切断しています。

担当者の声

チューブ、ロッド及び異形状の材料を切断しています。材料によっては、重たいものもありますが、クレーンやホイストで切断機にセットできるので作業はスムーズに進みます。

NC旋盤加工

業務紹介

NC旋盤とは,数値データを利用し機械をコンピュータで制御するNC加工機の一種で汎用旋盤をNC制御する機械です。
数値データによって制御することで、高精度な加工を可能にしています.汎用旋盤と同じく外径加工、内径加工、端面加工、ネジ加工、溝加工、穴加工(ドリル加工)等の多種の加工を行うことができます。汎用旋盤が人の手で機械を動かすのに対しNC制御で動かすのでより高精度で均一な品質の加工を行うことができます。この機械で、シリンダの部品(チューブやロッド、ロッドカバー、ピストンなど)を製作するのが業務です。一人数台受け持ちます。

担当者の声

ただの円柱形の材料が、ボタンひとつで精密部品に変わっていく姿に面白味を感じています。わからないことがあっても先輩方が丁寧に教えてくれるので、最初は簡単な作業の担当でしたが徐々に高度な作業を任せてもらえるようになりました。

マシニング(MC)加工

業務紹介

NC旋盤は加工する材料を回転させて、刃物を添わせる丸形状の加工を行うのに対し、刃物を回転させて固定された材料を削ることで、角形状の加工ができる機械をフライス盤といいます。そのフライス盤を複合化して、刃物を自動で交換しながらいろいろな加工が1台でできる機械をマシニングセンタ(MC)といいます。これにより複雑な形状の部材の加工も短時間かつ少人数で行うことができます。この機械を使って、シリンダの部品(クレビス、ロッドエンド等)などを製作するのが業務です。

担当者の声

材料の装着のやり方や加工の自由度が高いので、ある程度出来上がったものを追加で加工したりするのも簡単です。他の人の意見を吸収し、自らの発想力を示せるかが良い仕事のカギだと思っています。

溶接

業務紹介

必要な形状の部品を作るには、旋盤などのように素材を削り出す作り方もあれば、溶接のように材料同士をくっつけていく作り方があります。溶接は部品同士を高温で溶かして一体化させる接合加工で、雷のように放電させて火花をおこし、3,000度以上の高温によって材料を溶かします。溶接での接合加工により、すべてを削って行う加工よりも削り代が少なく時間短縮とコストダウンが実現できます。手作業での溶接だけでなくロボットによる溶接も行うことで少人数で安定した溶接が行えます。

担当者の声

溶接経験がなくても先輩たちがイチから教えてくれ、溶接の免許取得に向けたサポート体制も充実しています。
アットホームな職場で働きやすいです。

ホーニング加工

業務紹介

ホーニング加工とは砥石を用いてチューブ内面を精密に仕上げすることを目的とする加工です.ホーニング加工に使用する加工機械はいくつかの種類があり、弊社で使用するのはワーク(加工する物のことを指す)を縦に設置し,油圧の力で砥石を内面に押しだした状態で上下と回転の複合運動によってワーク内面を研磨します。
内面仕上げを行う加工はほかにもいくつかの種類がありますが、その中でも一番精度がよいと言えるほどの加工がこのホーニング加工です。

担当者の声

加工は機械的ではあるものの、作業者の技量と裁量が精度を左右します。想定した結果から逆算し工程を組みます。常に考えながらの作業となりますが、大変やりがいのある仕事です。

組立・検査

<パッキン装着>

<検査>

業務紹介

加工が終わった部品を組み立てます。部品に隙間があって油漏れを起こすと油圧の力が正しく伝わらないため油圧シリンダがうまく動きません。油漏れを防ぐためパッキンなどのシール材と呼ばれるものを使用します。このシール材をロッドカバーやピストンに装着し、各部部品を組み立てます。
組み立てた油圧シリンダが正常に動くか、油漏れがないかを検査装置を使って検査します。実際に作動油を流し、試験圧力をかけ検査します。
この工程は油圧シリンダの性能を担保する出荷前の大事な工程です。

担当者の声

主に手作業で製品を組み立てていきます。会社の中では比較的小さな部品を使って繊細な作業をするので、手先が器用な方に向いています。
使用する部品の管理も行うため、常に在庫を意識しています。パーツがひとつ欠けただけで組み立て作業がストップしてしまうので、ある意味いちばん大切な業務です。
(組立担当)
パッキン装着は力のいる職場と違い、女性の方も活躍できる職場です。
(パッキン装着担当)
検査業務は、最終工程になるので不具合がないか細心の注意を払って検査をしています。
(検査担当)

梱包・出荷

業務紹介

最終検査が終わったシリンダを傷が付かないよう木箱や段ボール箱に梱包し、お客さまのもとへ出荷します。

担当者の声

シリンダに傷が付かないよう細心の注意を払って梱包しています。シリンダの種類も多いので梱包手順を覚えるのに最初は苦労しました。